無口で不器用な年下くん。



電車が行ったと同時に静かなホームで坂井君が小さなため息をつく。


「……センパイって危なっかしいですね」


呆れたような声で言う坂井君。


「本当、ごめんなさい…」


今日は坂井君に助けられてばかりで、本当、どうお詫びして良いかわからない。


駅から出て、徒歩十分の東西ストアへと向かった。


店内は時間帯が良いのか全然混んでいなく、ウキウキな気分になる。


何にしようかな~♪


大切な明日のお弁当の冷凍食品を真剣に選ぶ。