無口で不器用な年下くん。



「ありがとうございます!さすが桃センパイ♪話がわかる〜!ってことで、明日10時に遊園地って陸に言っておきますから宜しくお願いしますね〜」


いつもの元気な森下君に戻り、満面の笑みと言葉を残して走り去って行った。


ポツンとその場に残された私。


なんか私、すごい大変なこと約束しちゃったんじゃない…?


自分の右手に握られた紙切れを見つめる。


これは一般的に“デート”って言うものじゃないですか?



森下君に流されて返事をしてしまったけど、今考えたら…。


「どうしよう!華歩ぉお!」