次の日の学活で、緊急の話し合いが行われた。

やっぱり、大事になってしまった…

あと、気にしないとダメなのは…妹だけだ。


その話し合いで、みんな認めた。

そして、余った時間でドッチボールをした。


「今日の主役が投げようで」

そう言って、ボールをよこしてきた男子。
つまり、大元のせいで最大の被害に…しかも本人よりひどい被害にあってたのは自分だ…

でも、そのドッチボールは、すごく楽しかった。
日頃からニコニコ笑っとる自分でも、このときこそは本当の笑顔だったに違いない。