でも、先生は何もしようとはしなかった。

「そこ、やめなさい。」

そう言うだけ。
あるいは、相談してくるのを待っていたのかもしれないが…


作者は、親、妹にばれたくなかった。
先生に相談すると、親に連絡され、妹にバカにされ、無駄に心配されたくなかった。

だから、いじめられている本人が見て見ぬ振り。
素晴らしい傍観者になったであろう。



そして、その頃、作者と大元になった男子が噂になり始めた。

小学生なので、付き合うなどではない。
好きか嫌いか。

作者はまだ恋愛の好きという感情を理解してなかった。

だから「好きか」と聞かれて「うん」と答えていたが、実際は友達としてのlikeの意味だったのではないだろうか。

作者は、1人で我慢していたが…とんだ迷惑な話が起こった。