「奏!今日、お前の彼女休みなのか?」 休み時間になってそう聞いてきたのは、隣のクラスの部活仲間。 上濱正史。 「そうだけど…。」 「まじか!じゃあ俺、佐藤さんに告白する。」 ガッツポーズを取って、佐藤の元へと走っていく正史。