偽物な友情



いつものように家を出て、遥の元へと行く。

集合場所に着き20分位経つだろうか。

遥が来る気配すら感じられない。
私は早足で学校に行く。

学校に着いた。
階段を上り教室へと向かう。

鞄を置きトイレに行った。

トイレに入ろうとしたとき、遥のクラスのリーダー、和羽と遥の声が聞こえた。


「ねぇ遥?

遥ゎ、2組の笹木 葵のこと好き?」

「え?何?
いきなり...」

「好きか嫌いか聞いてるんだよ?
好き?それとも...嫌い?」

ドキドキしながら、トイレの入り口で息を潜め聞いていた。


お願い..遥っ!
好き..だよねっ?

「き、嫌いに決まってんじゃん!?
あんな..ヤツ...。」


え、
頬に涙が伝う。

するとトイレから和羽と遥が出てきた。

!!