「いただきます!パクッ」

「いただきます・・・」

俺も一口食べる。
これは・・・中々美味い

「美味しい!!」

「・・・料理出来るんですね」

「まぁな、蓮君食べ終わったら澪に夕飯届けてあげて」

「わ、分かりました!」

蓮が急いで食べ始める。
何か・・・可愛い・・・

「恭弥君・・・おーい、恭弥君」

「あ・・・はい」

「何ボ~としていたのかな?」

「別に・・・陵さんには関係ないだろ」

「ま、そうだね」

「・・・ご馳走様でした」

「どうも、ん?帰るのかい?」

「はい、書きたいものが出来たので」

「そっか、楽しみにしてるよ」

「発売されたら連絡しますよ」

「あはは、それは嬉しいよ」

蓮には挨拶せず俺は家を出た。
どこか早足になっている。
頭に浮かんだ物語を早く書きたい。
今日は徹夜だ。