図書室での一件から恭弥から目が離せなくなった。
あの時の恭弥に・・・僕はドキドキした。
どうしてドキドキしたのか、僕には分からない。
(あぁ・・・分かんねー・・・)
「蓮!行ったぞー!!」
「あ、あぁ!」
僕は慌ててボールを追いかえる。
今は体育でサッカーをやっている。
僕にパスが来たので、僕はゴールまでボールを蹴る。
相手側のゴールキーパーは恭弥だ。
前髪と眼鏡で何を考えているのか分からない。
(よし、シュート!)
シュートするが簡単に恭弥にキャッチされた。
少し表情が見え“ニヤッ”と笑っていた。
(えっ!?)
「次・・・行くよ・・・」
恭弥が味方にボールを渡す。
そして、試合が再開される。
*---------------*
体育が終わり掃除の時間になった。
教室で箒を持って掃いていると恭弥が近づいて来た。
「・・・志貴」
「ど、どうした?池上君」
「さっき・・・腕怪我したよね・・・」
「えっ・・・あ、あぁ、コレ?」
僕は腕まくりして腕の怪我を見せる。
サッカーをやっていてこけたのだ。
「大丈夫だ、これくらい」
「・・・来て」
「えっ!?」
恭弥は僕の怪我していない方の腕を掴んでスタスタと歩いていく。
僕はその後を歩く。
「い、池上君!!」
「何・・・?」
「どこ行くんだ?」
「・・・保健室」
そう言って保健室のドアを開け中に入る。
先生はいない・・・後ろでガチャッと音がした。
「もしかして、閉めたのか!?」
「別に良いだろ?ひら、キズ見せろ」
恭弥はいつの間にか眼鏡は外し、前髪を上げていた。
何か・・・逆らえないオーラがある・・・
「あっ・・・はい」
「ったく凄く血が出てるじゃねーか、世話かけさせやがって」
「すみません・・・」
恭弥はさっさとキズを手当てしてくれる。
怖いけど本当は優しい奴なんだな。
あの時の恭弥に・・・僕はドキドキした。
どうしてドキドキしたのか、僕には分からない。
(あぁ・・・分かんねー・・・)
「蓮!行ったぞー!!」
「あ、あぁ!」
僕は慌ててボールを追いかえる。
今は体育でサッカーをやっている。
僕にパスが来たので、僕はゴールまでボールを蹴る。
相手側のゴールキーパーは恭弥だ。
前髪と眼鏡で何を考えているのか分からない。
(よし、シュート!)
シュートするが簡単に恭弥にキャッチされた。
少し表情が見え“ニヤッ”と笑っていた。
(えっ!?)
「次・・・行くよ・・・」
恭弥が味方にボールを渡す。
そして、試合が再開される。
*---------------*
体育が終わり掃除の時間になった。
教室で箒を持って掃いていると恭弥が近づいて来た。
「・・・志貴」
「ど、どうした?池上君」
「さっき・・・腕怪我したよね・・・」
「えっ・・・あ、あぁ、コレ?」
僕は腕まくりして腕の怪我を見せる。
サッカーをやっていてこけたのだ。
「大丈夫だ、これくらい」
「・・・来て」
「えっ!?」
恭弥は僕の怪我していない方の腕を掴んでスタスタと歩いていく。
僕はその後を歩く。
「い、池上君!!」
「何・・・?」
「どこ行くんだ?」
「・・・保健室」
そう言って保健室のドアを開け中に入る。
先生はいない・・・後ろでガチャッと音がした。
「もしかして、閉めたのか!?」
「別に良いだろ?ひら、キズ見せろ」
恭弥はいつの間にか眼鏡は外し、前髪を上げていた。
何か・・・逆らえないオーラがある・・・
「あっ・・・はい」
「ったく凄く血が出てるじゃねーか、世話かけさせやがって」
「すみません・・・」
恭弥はさっさとキズを手当てしてくれる。
怖いけど本当は優しい奴なんだな。