その後陵さんが食器を洗ってくれた。
僕はそれを布巾で拭くだけ・・・
「何から何まで・・・すみません」
「良いって、俺は澪を役に立ちたいからね」
「そ、そうですか」
「あっじゃ、帰るから」
「あ、はい!!」
僕は玄関まで陵さんを送る。
僕はまだハンカチを持っている事に気がついた。
「あっハンカチ・・・洗って返します」
「あぁ、良いよ、そのハンカチはあげるから」
「で、でも!!」
「良いから、ね?」
陵さんが笑顔で言ったので断れなかった。
僕はコクッとうなずいた。
「じゃ、澪の事宜しくね」
「はい!!ちゃんとやっておきます!」
陵さんは手を振って帰って行った。
僕は陵さんと話が出来てよかったと思った。
その後、僕は兄さんの部屋へと行く。
「兄さん?」
「スー・・・スー・・・」
「寝てる・・・」
久々に見た兄さんの眼鏡を取った姿・・・可愛いのに・・・
僕はイスを持ってきて兄さんの近くに座る
「兄さん、陵さんっていい人だね、大切にしなよ」
「んっ・・・」
「アハハハ・・・」
その夜、僕は兄さんの看病をしながら眠りについたのだった。


