目を開ければそこはいつも通りの俺の部屋。 いつの間に寝てたんだ…? 昨日と同じ音。 昨日と同じ匂い。 昨日と同じ朝。 いつも通り過ぎて退屈だ。 ただ一つだけ違うのは、この首に残された、糸より細い傷。 死んでしまいたい。 「死にたく、ない」