そう思いながら、私は井島くんに喋りかけてみることにした。



「あっあの…井島くんって……昨日音楽室に「きっ今日の放課後屋上にきっ…来てくれますか?」


見事に私が喋ろうとした瞬間に井島くんが喋り出して、私の話は遮られてしまった。



「……………………………。」


いきなりの事でびっくりした私は返事をする事を忘れてしまっていた。



「無理……ですか?」