頭の中では音楽室にいた男の人らしき人のことを考えていた。 あれは…………… 夢だったのだろうか? ―……………。 そんな訳ないし。 まぁ 声質から考えると多分男の人であろう……。 夕日の逆光で顔が見えなかったからなー…。 誰だったんだろ…。 まぁ私には関係のない事。 あの人にだって会うこともない。 どうしてあの人があの音楽室に現われたかは分からないけれど、わたしみたいな女がいるって分かったら多分もう来ないだろうし。