入学式それは出会いのある重要なイベントである。

そう、この物語はある二人が出会うことで始まる青春ドラマ?である..。

―春―

「よ~し今日から俺は晴れて中学生!!」

この男、天野照苧である。

「なんや、ガキ臭いわ照苧」

この女、枢宮暦(くるみやこよみ)である。

「なんだよ..悪いのかよ」

「別にいいんやないの、好きにすれば」

「あ....あの~」

か細い声が後ろで聞こえた。

「ん?」

「ごめんなさいその....そこにいられると...自分のクラスが...」

「ああごめんなうちの照苧が」

「はぁ!!何で俺なんだよ!!」

「だって!!照苧しか考えられへんもん」