夜、ベランダから星空を眺めていた。



春の夜風が気持ちいい。



星空を眺め、俺は七星のことを考えていた。



七星は俺の心の中で生きてる……。



速水が俺にそう教えてくれた。



なぁ、七星?



遠くへ行った今でも、キミの心には俺がいますか?



なぁ、七星?



こんな星の夜は、どうしてもキミに会いたくなるんだ。



全てを投げ出してでもキミに会いたくて仕方ないんだ。



でもな、俺は、これからもキミを想いながら生きていくよ。



このどこまでも続く星空に、キミへの想いを秘めて――……。




キミに、会いたくて―星空に秘めた想い―



―End―