【先生×生徒シリーズ】キミに、会いたくて―星空に秘めた想い―




「えっ?」



更に目を見開き速水を見る。



「お願い……私を抱いて……」


「ちょ、ちょっと待て!意味わかって言ってんのか?」


「わかってます……」


「だったらそんなこと軽々しく言うなよ……」


「軽々しく言ってません。先生が好きだから……だから……」


「でも、俺は……」



速水のことは愛せないんだ。


さっきも言ったろ?


俺には……。



「先生が七星さんを愛していても構わない。私のこと、七星さんだと思ってくれても構わない。私は先生が好き。だから、ねぇ、先生……」



何で……。


何でだよ……。


何で速水は……。