「…か?………瑠香ー…?」

朱音の呼ぶ声で瑠香は現実に引き戻された。

「あっ…ごめん」

「大丈夫♪…で,どう思ってる?」

「ぁ…。うん、あのね,私も前よりは好きじゃなくなっちゃったかな…。
お泊まりも2人でしたかったけど,咲も友達だから…仕方ないんじゃ…ないかな…?;;」

瑠香からの返事に朱音は納得したように頷いた。

「そっか…。そうだよね!!
でも瑠香!今度は瑠香1人だけでうちに泊まりにおいでよ♪」

「ありがとう朱音…。」

やっぱり朱音は一番大好きな親友だ。
朱音なら,きっとこれからもずっと一緒にいられる。
世界で一人だけの大切な親友。


ずっと一緒…



そう思っていたのに…。