「じゃぁさぁー、先ずは蓮の事知ってもらわなきゃねぇー」


不意に頭上から聞こえてきた声に、私も千里も顔を上げた。


「こんにちは〜」


顔を上げた先には、二人の男。

最悪だ、まさかNo.2とNo.3がこの場に居るとは思わなかった。

No.2事、東雲晴世Zeroの副リーダー。
No.3事、眞野宗樹言わずもがなZeroのメンバーだ。