やっとのことで全員がバスに乗り込む事が出来た。
は〜、なんか疲れたな。
バスの中ではゆっくりしとこないと。
でも、先に聞かないといけないことがあるね。
美琴、さっき様子おかしかったよね。
文香たちもなんかちがってた。
これって今聞くべきだよね。
美琴のほうに顔を向けるとさっきとは違う
いつもと同じ表情。
これをみると、聞いていいのか戸惑った。
変に疑って聞くのも失礼だよね。
いや、でも!
私だけ知らないっていうのも、なんかひどくない?
別に聞いても良いよね?
「み、美琴?」
「ん?何?」
普通だ・・・。
「あ、あのさ、さっきみんな様子いつもと違ってなかった?」
「え?」
「なんか、テンションが低かったと言うか・・・。」
「・・・。そんなことないよ。
きっとアレじゃない?遠足楽しみすぎて眠れなくって
朝になって眠たいな〜みたいな!」
美琴は思いついたように言った。
微妙な間が気になったけど、そう言われてみれば
不思議じゃない。
私だって楽しみであんまり眠れなかった。
その割には早起きして結構眠たい。
みんなもそうなのかな。
「そんなもんかな?」
「そうだよ!梨花、何心配してるの?
遠足だよ?もっと楽しまないと損だよっ!」
そうだ。そうだよね。
何心配してるんだ、私。
変に疑って文香たちにも美琴にも申し訳ないな。
「そうだね。よーし、今日はいっぱい遊ぶぞー!!」
「おーー!」
もっと前向きでいなきゃね。
今日は遠足だもん。
それも今までとは違う特別な遠足。
楽しまなきゃ!
****************************
今思えばこのときの私は美琴の話術にまんまと騙されたわけだ。
信じてたもん。
美琴のこともみんなのことも。
なんでこうなっちゃったんだろうね。
誰を信じて誰といたら良いのかわかんなくなっちゃったよ。
本当の友達なのかな。
それもわかんないよ・・・。
*****************************
は〜、なんか疲れたな。
バスの中ではゆっくりしとこないと。
でも、先に聞かないといけないことがあるね。
美琴、さっき様子おかしかったよね。
文香たちもなんかちがってた。
これって今聞くべきだよね。
美琴のほうに顔を向けるとさっきとは違う
いつもと同じ表情。
これをみると、聞いていいのか戸惑った。
変に疑って聞くのも失礼だよね。
いや、でも!
私だけ知らないっていうのも、なんかひどくない?
別に聞いても良いよね?
「み、美琴?」
「ん?何?」
普通だ・・・。
「あ、あのさ、さっきみんな様子いつもと違ってなかった?」
「え?」
「なんか、テンションが低かったと言うか・・・。」
「・・・。そんなことないよ。
きっとアレじゃない?遠足楽しみすぎて眠れなくって
朝になって眠たいな〜みたいな!」
美琴は思いついたように言った。
微妙な間が気になったけど、そう言われてみれば
不思議じゃない。
私だって楽しみであんまり眠れなかった。
その割には早起きして結構眠たい。
みんなもそうなのかな。
「そんなもんかな?」
「そうだよ!梨花、何心配してるの?
遠足だよ?もっと楽しまないと損だよっ!」
そうだ。そうだよね。
何心配してるんだ、私。
変に疑って文香たちにも美琴にも申し訳ないな。
「そうだね。よーし、今日はいっぱい遊ぶぞー!!」
「おーー!」
もっと前向きでいなきゃね。
今日は遠足だもん。
それも今までとは違う特別な遠足。
楽しまなきゃ!
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今思えばこのときの私は美琴の話術にまんまと騙されたわけだ。
信じてたもん。
美琴のこともみんなのことも。
なんでこうなっちゃったんだろうね。
誰を信じて誰といたら良いのかわかんなくなっちゃったよ。
本当の友達なのかな。
それもわかんないよ・・・。
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