「待って、美琴!なんで無視するの?」
「うるさい!ついてこないで」
「でもっ・・・」
「もう、鬱陶しいんだよ。近寄らないで!」
「美琴・・・。」
 
ある一人の少女はある日突然一人になった。
なぜそうなったのか。
友達とは何なのか。
友達の輪とは何なのか。

少女は考えた。

意外とわからない、友達のこと。

あなたはわかりますか?

今の友達が上辺だけじゃない、
本当の友達だと断言できますか?


普段はあまり考えない。
周りに人がいるのが当たり前。

だけど、一人になってしまったときに考えた。

『いつも周りにいる人たちは本当の友達だったのか』と。