お父さんの隣に、20代後半くらいのお姉さんがいた。 ほら、私の勘は正しいのよ。 お姉さんと目が合う。 気まずい。 「響子、ここへ座って。あ、美波も座っていいから」 美波…さん。 お父さんはそのお姉さんを、美波と呼んだ。 私は食卓の椅子に座った。 正面にお父さんが座って、横に美波さんが座った。