『あ、私、立花響子です』

「立花さんね、よろしく~」

「てかさ~、この学校さ……」

そんなこんなで喋っていると、在校生と保護者も入って来た。



在校生代表の話や、校長の話を退屈そうに聞いて式は終わった。

在校生と保護者がいなくなって、担任と副担と学年主任などの発表があった。



さっきのイケメンの先生は、私のクラスの副担だった。

「ラッキー♪」

汐里が嬉しそうに微笑む。