「響子、成海くんは春から高3でな。偶然お前と同じ高校なんだ。だから学校の先輩だよ」 びっくりして私は、お父さんを見た。 『同じ高校なの?』 「あぁ、そうだ」 何か、昨日と今日で話が色々発展しすぎて疲れちゃった。 母親が出来て、兄と弟が出来て、兄が同じ高校の先輩。 私は呆然とした。