翌日、美波さんが来た。 私たちは初めて会話をした。 「こんにちは、響子ちゃん」 『こんにちは…』 結婚は認めたけど、見ず知らずの人が母親なんてやっぱり嫌だ。 「私のことは、好きに呼んでいいからね。名前は原田美波です。原っぱの原に、田んぼの田、美しいの美、波は…えーっと、こう言う……」 美波さんは両腕でウェーブをして、波を表現した。 それが凄いお茶目で可愛く感じた。 『あの、海とかの波…ですよね?』 「そーそー!よかった!分かってくれて♪」