「寝てるのか?」 返事は、しない。 「響子、今日は弁当作ってくれないのか。……今日、改めて気づいたよ。お前が毎朝早起きして弁当作ってくれる有り難みを。感謝してる。ありがとうな。」 びっくりした。 まさか、そんな台詞を言われるとは予想もしてなかったのだ。 「来月から、いよいよ高校生だな。高校生ってのは楽しいぞ。俺も、戻りたいな。里沙もいたし、充実していた。楽しかった」 何で突然、そんな話をするのだろうか。 疑問だった。