お弁当なんて、作ってやるもんか。 昨日のことを思い出してきた。 また涙が頬を伝う。 私は、出始めた朝日をしばらく見つめていた。 「響子、昨日はごめんな」 ビクッとした。 部屋のドア越しに、お父さんが話かけた。 しかし、私は返事をしなかった。 意地っ張りだよね……。