1分くらい沈黙した。

パニック状態で、何も話せなかった。

頭は不満でいっぱいになっていた。



「響子…。あのな、理解して欲しいんだ。確かに響子には複雑かもしれ…」

『何で、どうして!どうして…そんな事が言えるの?!』

お父さんは目を丸くした。

私はキッと睨む。


『お母さんはもう必要ないの?死んだらもう要らないの?私は、お父さんの気持ちがちっとも分からない!私の母親は、お母さんだけだもん!結婚なんて勝手にしたら?!でも、母親ってのは絶対、絶対認めないから!』

「響子!!」



それだけ吐き捨てて部屋へ戻った。

ベッドに飛び込んで、泣いた。