『分かるよ』 空気が辛くて声が小さくなる。 「ありがとう。さすが俺の娘だ。…さて、これからが本題だ。」 私は唾を飲んだ。 「お父さんは、美波と結婚したいと思っている。新しい人生をスタートしたい。美波さんが響子の新しいママだ。唐突ですまないが、理解してくれるか?」 それっぽいことを言われるのは重々承知だった。 リビングに入った時から、言われる覚悟は出来ていた…はずなのに。 どうしてかな、言われたら凄い息苦しくなった。