意外に笑顔とか
見せてくれる子なんだ、と
少し安心した
「てか、男どーすんの?」
美咲がそう指摘した
そうだ、
男もきめなきゃなんだ
どーしよっか
と悩む私達に
ある男の影が重なった
「ねえ」
転校生だ。
「ん?」
と美咲が振り向く
「女子決まらないんで
ここの班まだ男決まって
ないみたいだったから...」
「どーする?」
と私に聞いてきた美咲の表情は
気のせいか、少し赤かった
「私は別にいいよ、
でもあの、名前なんだっけ?」
「あ、浜崎ちなみです」
「そうそう、ちなみちゃん
この班と組んでいいかな?」
俯いている彼女の顔を覗き込んで
来てみた。
「私はいいんで、
奈留さん達で決めて下さい」
申し訳なさそうに言った
「なんでよ、ちなみちゃんも
班の一員なんだから
一緒にいろいろ考えよ?」
「・・・はい」
また申し訳なさそうに笑った
「ま、とりあえすこの班できまりね」
そう言って私は先生に
決まりましたと合図を送った。
