私は社屋を出て…横断歩道を渡り、コンビニに走る。



メモに書かれたモノをすべてカゴに入れ込んでいった。



あっという間にカゴいっぱいになってしまい、女の細腕では持ちきれない重さに。



袋にして3つ…


私一人ではやはり、持ちきれない重さだった。






腕に一つ引っ掛けて両手に二つ握り締めて…社屋に戻る。



「君…力持ちだね…」


社屋の前には祐早斗さんが一人で佇んでいた。