「・・・」


祐早斗さんもしゃがんで私の背中を優しく摩ってくれた。



背中を摩る祐早斗さんの温かい手。



私の心の中のわだかまりも少しずつ溶かしてゆくみたいに祐早斗さんの手の体温
が背中越しに伝わる。


高鳴る鼓動が私の素直なキモチ。



休みなく私がいいと言うまで…祐早斗さんは私の背中を摩り続けた。




人が何て言っても…一度スキになったら…キモチは加速するだけ。


止まれって言うのは無理な話。