オフィスの華~若社長と秘書のHoneyな関係~

「俺はイジワルで言ってるんじゃないぞ~コレは俺の優しさだ」


そう言って耶刃常務は行ってしまった。



私の胸には切ない想いが止め処なく溢れ出す。




私は思わず右手でギュっと胸元のシャツを掴む。
これ以上苦しくならないようにーー



私ーーー・・・



私は…本当に…祐早斗さんがスキ。


胸に溢れる切なさで今にも泣き崩れそうだったけど、グッと涙は堪えた。