オフィスの華~若社長と秘書のHoneyな関係~

カオスとなっていた寝室はキレイになった。


私たちはベットの上に腰を下ろして片付いた部屋を眺める。



緋色の絨毯の上に置かれた一人では大きいダブルベット。


この部屋は南向きだし…


ベットが南海の孤島みたいに思えた。


「なんか疲れた…」


祐早斗さんはゴロンと布団の上に仰向けに倒れ込む。



ぼんやりと呆けた顔で天井の照明を見つめる。