私は店を代表してパーティ会場に足を運ぶ。


会長と祐早斗さんは金屏風の前に並んで来賓者に挨拶していた。


「華ちゃん?」


「俺が呼んだんですよ…お父様」


「お前が呼んだのか??」


「はい…」

「店の代表として来ました…」


「これはこれは…ありがとう~また近いウチに店に来るから…知加子ママにもそ
う伝えておいて…華ちゃん」



「はい…」


「俺がエスコートするよ…華さん…お父様…後はよろしくお願いします」