「ウサギみたいに目が紅いぞ…美苑」



「社長のせいだから・・・」


「俺も好きな女には超強引だからな~」



美苑は泣き止んでくれた。
俺も安心してホッと一息。



「早く食え…昼休み終っちまうぞ~」


「うん…」



「いらないなら俺が食べてやってもいい~その代わり…美苑が食べさせてくれ」


「////」


今度はテレくさそうに頬を染める美苑。
その目まぐるしく変わる表情に俺は愛しさがこみ上げる。



俺はギュッと後ろから抱き締めた。