オフィスの華~若社長と秘書のHoneyな関係~

「華?ふうん~」


私のそばに立っていた耶刃常務が私に視線を向ける。


興味深々に私の眼鏡を覗く。
常務の瞳は全て見透かすように鋭く私に突き刺さる。


イケメンの常務に凝視されて普通なら身体は紅潮するけど…





鋭すぎて…何だか怖くて背筋がゾクゾクして、
全身の血の気が引いて来た。



「スタイルはいいよな~」


「おい!?あまり俺の秘書を色目で見るな!」


「色目でなんて見てねえよ~俺の好みじゃない」