ガラガラ・・・・




「『失礼します・・・・。』」


久坂と羽鳥が戻って来た。




「久坂・・・・」
「ごめんなさい!!いつものことなのに・・・・」




『新先輩。俺も生徒会に入れて下さい。』





は?





「何で?」



『小夜が心配だからです。』




ギリッ



羽鳥が唇を噛み締める。





「あたしからもお願いします。」







「・・・・わかった。羽鳥は会計として入ってもらう。」



「『ありがとうございます。』」







「久坂・・・・。」




「何ですか?」



敬語。。。



「先輩・・・・?」



先輩。。。



「あ、いや。何で敬語なのかなって思って。。。」





「普通は敬語だって、由宇ちゃんに言われました。」


羽鳥が。。。




「そっそうか。」