「で????
どーなの?僕と付き合ってくれるの??」
放課後、私自らヤツを呼び出した。
なんか、もうめっちゃ楽しそうな、”いつも楽しそうな優”が降臨したみたいだ。
「仕方ねぇから、付き合ってやるよ」
実際は、ちっとも仕方がなくない…気がする。
いっつも、何だかんだで一緒にいて、それでなら、付き合った方が……
今日くらい、自分の中では素直になろうかな。
キスしてくるとこは最悪だけど、それ以外は…いいヤツだから。
「へへっ、じゃ、よろしくね。
大丈夫、クラスとかにはバレないようにするから☆」
若干怪しいけど……いっか。