4階建てで、実技館と教室館、全てをやっと回った。


「はい、これで終了!!」


「結構広いんだねー」


この辺ではかなり大きい中学校で、そのおかげで部活の成績もいい。


まあその反面ワルとかもいたりするけど…ね。



「さ、帰るよーーー」


と、先を行った。


そしたら後ろから、声をかけてきた。


「ね、夏香ぁ」


「ん??」


何とも思わず、ふっと後ろを振り返った。





そしたら、唇に何かを感じた。




「な、な、な……!」



されたよ、されたくない事を。


「どう??」



どう??じゃなくって、





キス






何てするなよボケーー!!