お願い、こっち来ないで?



「どう……思う?」


なんて呑気に聞いてくるヤツ、最悪って思わないの?




「ふざけんなっ!!!!!!」


思わず、近くにあったペンを投げつけた。


もしここが北公園だったら、きっと大変なことになってた。


でもここは大声を出すだけで、もう恥ずい。



「あんた、もーちょい涼花ちゃんのコト考えろ」


と言って、速攻でさっきのメールをコピーして、優に送った。



「え、コレ、そのメール??


……ふふっ、涼花らしい」



「だぁかーらぁ、考えろっての。


こんなメール、見たらどんな相手でも付き合う気失せるゎ…


あっ!!!!」


やっとわかった。


「ね?


そーゆーとこが涼花らしいって言ってるの」



あぁ……私としたことが、”あの”しつこい涼花ちゃんのワナにハマりかけるって…(汗


地味にショック。


完全に慰めてって言ってるじゃん。




「はい、で、改めて、どーですか???」