結局、優を床に寝かすことに成功し、 なんとかホッとしている。 あー、アイツが機嫌よかった理由? んなもん知るか。 自分のいる位置より少し下から聞こえてくる寝息。 ……これまた幸せそう。 季節的に、もう寒くないし、まぁいっか。 って、一体誰の心配してるんだよ……。 別にいいじゃん、あんなヤツ……。 ピリリリリッ!!! 控え目に、ケータイが鳴った。 起こさないように、ゆっくりこっそり起きる。 時間は7時。