戦国だ!!戦国だ!!戦国

「そんなの!!「聞き分けのない子は俺嫌いだな」

ビクっ!!家康に何故か怯える十九郎。

「わ....わかった」

「それでは連れて行く」

グイ裕太をお姫様抱っこをしてどこかに連れて行った男。

「はぁ~もう少しあの寝顔見たかったな」

~少し離れたところにある城~

「この子が私たちの主に?」

大人びた声がする。

「そうらしい...だが俺達を従えることは出来ないだろ」

三十代ぐらいの男が言う。

「ん....う~んよく寝た~.....はぁ!!」

俺は大声を出した。だって目の前に知らない人がいるから。

「起きたみたいですよ。」

青年が言う。

「........。」

忍び見たいな人がいる.....まぁ忍びだろうけど。

「お前名前は何だ」

急に話しかけてきた忍び。

「えっと~如月裕太です....。」

俺は今冷や汗タラタラ中です。

「俺は篠崎辰夫樹(しのざきたつおき)」

しのっ....辰夫樹さんは冷静に自己紹介をしてきた。

「私は荏乃麗美(えのれいび)よろしく」

女みたいな名前の麗美さんはまさしく”美”って感じの雰囲気が漂っている。

「俺は赤津力(あかつりき)だ!!」

力さんは体中から物凄いオーラが出ている...歳は三十代くらい?俺は何となく力さんの歳を予想してみた。

「俺は浅野影利(あさのかげとし)よっ....よろしく」

影利君は俺とあんまり変わらない歳だと思う。気が弱そうな感じの子だなと思った。

「私はもうこの世に存在しない国の姫...桜姫です。」

桜姫と名乗った女性に何かを奪われたような感じがした....こう胸がギュと絞める付けられる様な感覚が....。自分でもわかる何故か段々顔が赤くなっていくのが。

「あ....あの...えっと」