戦国だ!!戦国だ!!戦国

「そんなとこで突っ立て泣いてないでおいで」

家康は手を大きく広げてこいこい言っている。

「い...いえやずざん!!」

俺は子供のように家康さんに抱きついた。

「こ....ごめ...うわぁーん!!ごめんなさい!!...。」

鳴き声交じりに俺は家康さんに謝った。

暖かいさすが大人だ←(意味不明)

あ...何だか眠く...なって.....。

俺はそのまま眠りについた。

「あら...寝ちゃった..フフ可愛い」

ぷにぷにと裕太のほっぺを触る家康。

「あまり裕太のほっぺを触るな」

「君誰?」

「裕太の式神じゃ」

「ふ~ん式神ね~....えっ!!ホントに」

「反応の遅い奴だな」

「いたんだ知らなかった」

「それより早く部屋に」

「このままでいいと思うよ♪」

ご機嫌な家康。

「「........。」」

呆れる二人。(半蔵・十九郎)

バンっ!!いきなり襖があいた。

「失礼する!!」

三十代ぐらいの男が入ってきた。

「もう来ちゃったの....」

不機嫌になる家康。

「ん?この小僧が俺たちの主に?」

裕太の顔を覗き込む男。

「そうだよ~」

「無理だな」

「そんなのやってみなきゃ解んないよ~」

「......良かろう連れて行くぞ」

裕太を連れて行こうとする男

「待て!!気安く裕太に触れるな!!」

大声で叫ぶ十九郎。

「まぁまぁ....君もここは我慢すぐ会えるから」

十九郎をなだめる家康。