「ああ!!ついイライラして、ごめんなさい竹千代様」

なでなで..膝枕をしながら濡れた布で腫れたところを冷やしている。

「大丈夫だよ....うん..ははは」

アメとムチやなこれは可哀そうに...(秀吉心の声)

「それでこの者は」

態度が変わった。(秀吉心の声)

起き上がって家康は言った。

「俺の親友みたいな人だよ」

「そうですか」

「ワイの名前は羽柴秀吉やよろしゅうに」

「ねね殿から聞いています。同仕様もないお方だと」

「ねねを知っているんですかいな」

ねねの奴何をべらべらと..(秀吉心の声)

「えぇ..まぁ」

「そやこれねねから渡せって言われて」

木箱を渡した。

「なんだろね」

パカ開けるとそこには可愛らしい簪(かんざし)が入っていた。

「まぁ!!約束を覚えていてくださったのね。秀吉さんこれをねね殿に」

「あいわかった」

~上では~

「わぁ~以外に胸あるんだね~」

「貴様どこ見ている」

「どこって胸だけど見たって別に減るものじゃないしお前も見てみろよ」

「鼻血が止まらないよ~」

空気の読めない五右衛門。

「見ても胸など...胸などみ...見ないぞ」

「嘘つけ見てるじゃないかよ。この変態」

「なっ!!見てなど...見てなどいない!!」

「顔赤くして。何鼻押さえてんの」

「鼻が痛いからだそれより集中して聞いてろ」

~下では~

「ところで竹千代様最近一緒に居ないせいか、体がほ...」

ピトっと築山の唇に人差し指をつけた。

「しーだよ築山」

「.......。」

この台詞を言っていたら半蔵が失神するところであった。


「秀吉どうしたの?」

顔が青ざめている秀吉。