裏通りに到着!

人がちらほらいる位だよなー。


偽物でも本であることには変りないからいいや。



シュタインが歩いていると。



「ちょっと、そこの坊や。
 何かお探しかい?ひぃひぃヒィ・・・」


ローブを被った、


老婆が話しかけてきた。



見るからに怪しい。



「なんかあんの、お婆さん?
 本ない?何でもいいし。
 一番安い本とかある?」