泣き虫彼女とロールキャベツ彼氏

やっぱり今日は様子が変だ…

彼氏に早く会いたかったのかな…

今までこんなことなかたのに

よっぽど好きなんだなぁ…

軽く嫉妬の念を

覚えつつ

私は足を急がせた。

15分後

美紅「はぁー…はぁ…」

久々に走った足は悲鳴を上げ

体から

酸素くれ!の声が聞こえるほど

…よし!

ちゃんとした男か

私がちゃんと見なくちゃ!

まるで凛の親になった気分で

私は自動ドアの前に立つ