泣き虫彼女とロールキャベツ彼氏

爽に見せてすぐ着替えよう。

美紅「ありがとうございました」

いや、ありがたくないけど!一応お礼を言っておこう。
猫耳メイド「凄くお似合いですっ
爽様が写真の部屋1で待ってます。
ええっと、ここを出て、左にずっと行った奥の部屋です。」
猫耳メイドたちは私から目隠しを外すと

一列に並びお辞儀をした。
美紅「わかりました。」


背中と胸元がスースーする。

自分で見るのは恥ずかしいため

自分の姿は確認せず、試着室から出る。

その瞬間ざわっとする
店内のお客さんたち。

お客「うわっ凄っ…可愛い…ってかあんな衣装あったっけ」

お客「写真撮りたいなぁ」

子ども「ママァーあの人きれい…」

みんなの視線が気になる中

左の部屋に向かって歩く。


落ち着かないな…