すると一つの疑問が

頭をよぎった。

美紅「あ、あの…」

爽「は、はいっっ」

美紅「私達…初めてお会いしますよね?」

爽「…」

爽は一瞬悲しい顔をしたと思うと

爽「…うん。」

と下を向いてしまった。

美紅「なんで私なんですか?」

爽「運命ってやつだよ!あなたに会ってすぐ、ビビーっと来た!!」

と顔を紅潮させながら

私の右手を両手で握り、

満面の笑みを

浮かべた。