泣き虫彼女とロールキャベツ彼氏

美紅「うん。帰ってきたみたい。」


トントントンと
廊下を歩く心地よい音と
カサカサというビニールの袋の音が聞こえて音が
小さくなったかと思うと


今度はこっちに近づいてくるように足音が大きくなって…

なって…


やばいっっ
寝なければっ


美紅「お母さん…っ切るね。」

美紅母『え?ちょっ…』

ブチッ

私は通話を切り、あわてて布団へダイブ