「もう! なんでこんなことになっとるんよっ!
だいたいあたしがりおん君との結婚式さぼるとか・・・ありえんし! 担任が持ち上がりだけぇ分からんくなるんよ!」
何の罪もない山崎先生にまで当たってしまうほど、苛立っていた。
「ちゃんと戻してもらわなきゃ・・・あたしの人生めちゃくちゃになっちゃうじゃん!」
もちろん慎吾のことは全く嫌いではないけれど。
胸で輝く学年章は、きちんと二年生を示していた。
* * *
だいたいあたしがりおん君との結婚式さぼるとか・・・ありえんし! 担任が持ち上がりだけぇ分からんくなるんよ!」
何の罪もない山崎先生にまで当たってしまうほど、苛立っていた。
「ちゃんと戻してもらわなきゃ・・・あたしの人生めちゃくちゃになっちゃうじゃん!」
もちろん慎吾のことは全く嫌いではないけれど。
胸で輝く学年章は、きちんと二年生を示していた。
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