* * * 「あ、美佳」 階段の下。黒いつんつん髪の少年がいる。 「慎吾くん」 (・・・・・・あれ?) 美佳は、違和感を覚えた。 「・・・もしかして、慎吾くんも校長先生に呼ばれたん?」 「うん。美佳もじゃろ?」 「あぁ・・・うん・・・」 ・・・美佳?